指定方向外進行禁止標識 県内70カ所に誤り

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県警は10日、県内の道路8000カ所余に設置されている「指定方向外進行禁止」の標識のうち、70カ所で規制する時間や方向、車両の表示に誤りがあったと発表した。このうち1カ所で道路交通法違反(通行禁止違反)の誤検挙が1件判明した。諏訪地域では、下諏訪町の古川交差点付近の2カ所で「大型・大特・特定中型」を規制する標識に「(マイクロを除く)」が抜けていた。諏訪市中洲の中洲保育園交差点付近の2カ所でも右左折を禁止する標識に誤りがあり、本来は一方の道路に右左折が可能だった。

県警交通規制課によると、誤検挙は上田市内の丁字路交差点で発生。本来は自動車の右折のみを規制するが、現場には自動車と原付きバイクの右折を規制する補助標識が誤って設置されており、2018年9月14日に現場を右折した原付きバイクが違反検挙された。

交通規制は、都道府県の公安委員会が決定する。同現場でも1978年6月に県公安委員会によって交通規制が決定され、その後、標識が設置されたとみられる。誤った標識が設置された経緯は不明。毎年県警が実施している標識の点検では誤りが発見できず、昨年3月から進めている集中調査で発覚した。その後の調査で誤検挙も判明し、対象者への謝罪や違反点数の抹消、反則金の返還などの対応を行っている。

10日の県公安委では、混乱を生じないため、そのほかの標識については、当面は現行の標識通りの交通規制となるよう決めた。今後、標識が設置されている地元住民と協議して適切な交通規制を探る。

誤った標識が掲示されていたことについて同課は「適切に執行されるべき交通規制においてこのような事案が発生してしまい、県民の皆さまに深くおわびします」と謝罪。長年にわたり人的ミスが続いていたとの認識を示し、再発防止に努めるとした。

この事案について県警は、標識の誤りが確認された70カ所を県警ホームページで公開。該当する場所での検挙事案についての相談などを電話(026・233・0110)で受け付けている。

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