自慢の味楽しんで 来月5日「たつのごほうび食堂」

弁当などのテークアウト企画「たつのごほうび食堂」をPRする実行委メンバー
辰野町の飲食店などでつくる実行委員会が3月5日午前11時30分から、食のテークアウト企画「たつのごほうび食堂」(長野日報社など後援)をJR辰野駅隣りの信州フューチャーセンターで開く。町内と近隣エリアの10事業所が、手作り弁当などを販売して地域住民に自慢の味を楽しんでもらう。新型コロナウイルス感染防止のため完全予約制とし、12日から希望を受け付ける。
コロナ禍で苦境に立つ事業所の支援策として、飲食店経営者らが昨年春に初めて企画。地元料理のPRや来場者との交流はもちろん、事業所同士の情報交換の機会にもなると参加者に好評で、継続して行うことにした。今冬で3回目の開催となる。同センターが企画調整、会場提供などの面で協力した。
当日は、飲食店が豚チャーシューをふんだんに使ったご当地どんぶり「ど真ん中丼」をはじめ、肉や海鮮料理の多彩な弁当、おやきの詰め合わせなどを提供。お年寄りや幼児にも優しい、食材を柔らかくした弁当も用意する。健康にいい玄米ご飯のパック、手作りの豆腐も並べる。
いずれのメニューも数量限定。価格は250~1500円で、弁当は1000円前後を多数そろえた。会場の過密を避けるためファクス(今月19日まで)、電話(同24日まで)で先着順に受け付ける。町内と近隣市町村には12日付新聞折込でチラシを配る。
実行委は「事業者がコロナ禍に負けない気持ちで励まし合い、地域の皆さんと一緒に元気になろうと企画した。頑張っている自分や家族に、おいしいごぼうびをあげてほしい」と呼び掛けている。
予約は同センター・共和堂新聞店(電話0266・43・3360、ファクス同41・4813)へ。電話受け付けは平日のみ。