2022年2月13日付

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豊かな自然に囲まれた健康と癒やしのスポットとして、地域住民に親しまれている場所がある。南箕輪村の「道の駅大芝高原」だ。大勢の家族連れや観光客が訪れ、近くに住む記者もその一人。少年時代から親となった今に至るまで、たびたび足を運んでいる▼高原全体の広さは約85ヘクタールと、東京ドーム18個分に相当する。先人が次世代のために植林して生まれた「みんなの森」には、樹齢100年を超えるアカマツやヒノキの巨木が立ち並ぶ。1972年からスポーツ公園としての開発が始まり、野球場やマレットゴルフ場といった各種施設を整備。子どもが自由に遊べる遊具やアスレチックがあり、日帰り温泉、農産物販売所も人気を博す▼地域の憩いの場所が今、新しく生まれ変わろうとしている。村は、10年後の未来図を描いた「大芝高原将来ビジョン」の策定に着手。転換期を迎えた高原を今後どう整備し、活用するか、検討を進めている。住民にもアイデアを募集した▼寄せられた意見は「夏に遊べる噴水広場」「新しい遊具がほしい」など300点超。それぞれが理想とする”大芝”で過ごす自分の姿を思い浮かべ、願いを込めたのだろう。高原の持つ可能性に触れ、想像をかき立てられた▼村のシンボルとして愛され、自然を五感で感じることができる場所。人々の願いの根幹にあるのは「気軽に立ち寄れる。遊べる」だろう。そうあってほしい。

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