映画「バースデーカード」 完成報告会見

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約8割のシーンが諏訪地方で撮影された映画「バースデーカード」の完成報告会見と完成披露上映会が6日、都内で行われ、主演の橋本愛さん、宮崎あおいさん、吉田康弘監督らが作品への思いを語った。上映会前の舞台あいさつで橋本さんは「諏訪という素敵な場所で足腰の強い女性を演じることができた。皆さんに感動してもらえると、自信を持って伝えたい」と語った。

上映会に先立つ会見には主人公の鈴木紀子を務めた橋本さん、紀子の母・芳恵役の宮崎さんのほか、父・宗一郎役のユースケ・サンタマリアさん、弟・正男役の須賀健太さん、主題歌「向日葵」を歌う木村カエラさんと吉田監督が登場した。

作品は夫と2人のきょうだいを残して病死した母から毎年誕生日に届く手紙を通してさまざまな経験を積み、成長していく娘の物語。手紙が紡ぐ母と娘の絆を描いた感動作。昨年7~8月に諏訪地方で撮影があり、延べ約600人のエキストラがかかわった。

母・宮崎さんとの共演について橋本さんは「宮崎さんの手がとてもきれいで印象的だった。劇中の編み物のシーンなど繊細な愛情を感じる」と振り返った。宮崎さんは「2人の子ども、紀子と正男の掛け合いが面白い。この4人家族をもっともっと共有したかった」と微笑んだ。

物語は吉田監督のオリジナルストーリーで、脚本はあえて作り込まず、出演者らの意見を柔軟に取り入れて完成させた。橋本さんから「紀子はいい子過ぎる」との意見があり、母の手紙にいらだつシーンを盛り込んだ。橋本さんは「自我と向き合い、乗り越えたことで強くてたくましい女性に成長した紀子を演じることができた」と話した。

会見会場には作品で娘と亡くなった母の絆が象徴的に描かれるヒマワリが飾られ、出演者らの背景を作品の中で家族がピクニックをした思い出の地・諏訪市霧ケ峰高原の写真が飾った。

同日夜の上映会では約500人が鑑賞。舞台あいさつにも6人が登場して映画の魅力を伝えた。ユースケさんのユーモアたっぷりのあいさつが観客の笑いを誘っていた。吉田監督は「1カット1カットを丁寧につくった。一人でも多くの人に届くことを願う」と話した。

映画は22日から全国公開。これに先立ち、16日午前11時30分からは岡谷市中央町の映画館「岡谷スカラ座」で先行上映会が行われ、吉田監督の舞台あいさつもある。同上映会のチケットの販売は7日から同館で始まる。

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