卒業女子の宿泊プラン 諏実高生ら企画

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「卒業記念の地元旅を楽しんで」と呼び掛ける生徒とホテルスタッフ

諏訪実業高校(諏訪市)2年の女子生徒3人と諏訪湖リゾートRAKO華乃井ホテル(同市)は、高校、大学を卒業する世代の女性をターゲットにした3月限定の宿泊プランを発売した。学校とホテル連携の職業訓練実習で、ホテル業務を学びながら宿泊商品の企画立案に挑戦。大好きなお菓子とコスメ(化粧品)、貸し切りの温泉でくつろぎながら、諏訪湖を背景に写真撮影を楽しんでもらう1泊2日の地元旅。新型コロナウイルス感染拡大で遠出ができなくても卒業旅行を諦めないで―と気持ちを込めた。

取り組んだのは同校情報会計科の生徒(17)、商業科の生徒(17)=いずれも諏訪市=、服飾科の生徒(17)=南箕輪村=。約半年間、接客マナーの習得から学んできた。

宿泊プラン「卒業旅行・女子だけの特別な思い出―もらって嬉(うれ)しいアメニティ&おしゃれなカフェめぐり」は山盛りのお菓子と紅茶のセットで歓迎。美肌用コスメ、インスタントカメラもプレゼントし、貸し切り風呂を50分間無料で提供する。夕食は市内の飲食店に繰り出して堪能(自費)、朝食はホテルでゆっくり味わってもらう。

こだわったのは「”映(ば)え”写真を撮ること」。部屋から一望する諏訪湖の風景を生かして、インターネットで目を引く写真を撮り、「楽しい思い出を作って」と呼び掛ける。ホテルスタッフは企画を具体化する段取りや手法、採算性などをアドバイスした。

この世代向けの宿泊プランは同ホテルにとっても初。料金は1人9460円で、1グループ最大5人。諏訪市の助成「すわ泊お宿割」(3月31日チェックアウトまで)利用で3000円割り引きとなる。

生徒の一人は「希望以上に特典を充実させることができた」と話し、別の生徒は「お客さまを第一に考えて働く初めての体験で、相手を思いやる大切さも学べた」。実習指導に当たった諏訪湖リゾート人財開発室の今井広美室長も「学生世代が宿に求めるサービスは意外で、勉強になった」と新鮮な発想を評価。地元の反響を楽しみにしている。

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