岡谷市保育園整備中期計画 今年度中策定見送り

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岡谷市の今井竜五市長は2月28日、児童数減少や施設老朽化などを勘案し保育園の移転、再編を含めた適正配置や施設整備の進め方を示す市保育園整備計画について、中期計画の今年度内の策定を見送る考えを示した。幼児の小学校教育への円滑移行を図るプログラムの開発を進める国の動きを受けた対応。市議会3月定例会一般質問で、早出すみ子氏の質問に答えた。

整備計画は2012年度に策定。中期計画は対象の公立保育園9園を西部(成田、つるみね、川岸、夏明)、北部(今井、横川、長地)、中部(若草、小口)に区分けし、整備優先順位や園の配置数を検討してまとめる。当初は19~20年度の2カ年で策定を進めていたが、コロナ下で住民懇談が行えず、1年延長。市は昨年6月、今年度中に策定する考えを示していた。

国は、小学校の生活や学習になじめない「小1プロブレム」に陥る児童の増加が全国で見られる状況から、「幼保小の架け橋プログラム」の開発を進め、新年度からモデル地域で実践を始める。市も新年度、「学びの創生・連携支援室」を市教育委員会に新設し、幼保小中の連携強化を図る独自カリキュラム「おかや絹結プログラム」の構築をさらに進めるほか、小中一貫教育の検討などに取り組む。

今井市長は「幼保小の接続期は子どもにとって重要な時期。幼保小の連携強化を加味した計画を作るため、策定を見送る」。国の動向を注視し、同支援室と連携してソフト、ハード両面から保育、教育環境を整備したい考えだ。

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