オンデマンド方式の公共交通実証実験へ 原村

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原村は2022年度、公共交通の実証実験を行う。ダイヤを決めず、利用者の予約に応じて配車する「オンデマンド交通」方式の実証実験を検討しており、22年の秋から冬にかけて実施したい考え。13年に始まった本運行から10年を迎えるのを前に、村の現状に合った在り方を探り、利便性の向上を目指す。3日の村議会3月定例会一般質問で松下浩史氏の質問に答えた。

村内の公共交通は、村が運行する四つの路線バスと通学通勤支援バス、茅野市と共同運行する村役場周辺から茅野駅までを結ぶ路線バス「穴山・原村線」が走っている。すべて定時定路線で平日のみに運行。利用者は高齢者や学生が中心で時間や路線によってニーズに偏りがあるといい、公共交通の赤字補てん費用は増加傾向で22年度は1800万円を見込んでいる。

村は定時定路線の代わりに、マイカーなどに人を乗せる「ライドシェア」(相乗り)の導入を検討し、19年度には京都府京丹後市丹後町のライドシェアを視察研修。しかし、村ではボランティアドライバーの確保などが難しいと判断し、まずはオンデマンド方式での実証実験を行う考えだ。

実証実験は1、2台のタクシーを借り入れて電話やアプリでの配車を想定。平日のみの運行で村内と近隣の主要施設との往来を考えるが、運行エリアなどは検討中。村総務課は「利用者の利便性を重視してしっかり検証していきたい」としている。

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