蚕糸公園再整備に着手 岡谷市

LINEで送る
Pocket

岡谷市が新年度、リノベーション事業に着手する蚕糸公園。公園奥に国登録有形文化財の旧市役所庁舎が見える

岡谷市は新年度、都市公園「蚕糸公園」(同市幸町)のリノベーション事業に着手する。同公園は市役所や文化・商業施設が集まる市中心部にあり、国登録有形文化財「旧岡谷市役所庁舎」と道を挟んだ向かいに立地。市は同公園を歴史的建造物である旧庁舎の「前庭的な公園」「街並み全体が一体となる緑のオープンスペース」へと転換する構想だ。

市によると、同公園は1953年の開設。市道中央通線の開通に際し、県道下諏訪辰野線との間にできた三角地に整備された。56年に都市公園として設置され、製糸業で発展した同市を 象徴する名が付けられた。面積約1300平方メートル。パーゴラ(日陰棚)やブロンズ像、バス停などが置かれ、ヒマラヤスギやイチョウなどの高木、ツツジなどの低木が植わる。15~20年前までは池に魚がいて、魚を見に来る子どもらの姿があった。

市は、公園施設の長寿命化対策や計画的な改築、更新の指針「市公園施設長寿命化計画」の第2期を今年度内に策定する予定で、蚕糸公園の再整備に関しても盛り込む。具体的な整備内容は新年度、地元住民らの意見を聞くなどして検討する。市は旧庁舎建物の存在感をより際立たせる狙いや防災の観点から、高木の伐採を考えている。

新年度当初予算には設計委託料610万円を盛った。3日の市議会3月定例会本会議で、小口浩史建設水道部長は「高木などを整備した広場的な空間をイメージしている」と話した。

おすすめ情報

PAGE TOP