「組曲飯島」楽譜書き下ろし 作曲の竹下さん

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吹奏楽用に15のパートごとに起こした楽譜を下平洋一町長に披露する竹下正登さん(左)=飯島町役場

飯島町親善音楽家でフルート奏者、作曲家の竹下正登さん(61)=東京都=が、町に思いをはせて自作したフルートアンサンブル「組曲 飯島」を吹奏楽用の楽譜に書き下ろした。飯島中学校の吹奏楽部の生徒ら、地元の子どもたちに親しんでもらおうと一念発起。7日夕に町役場を訪れ「アフターコロナの子どもたちに定着し、生徒自ら演奏するなど思い入れある曲になれば」と、下平洋一町長、澤井淳教育長に託した。

町発足60周年に合わせて、記念式典で披露する楽曲提供を依頼されて「組曲 飯島」を作った竹下さん。何回も町を訪問する中でさまざまな姿を目に焼き付け「山への賛歌」「せせらぎ」「花占い」「青空」の4楽章の構成に仕上げた。

今回、コロナ禍で思うような活動ができない町の子どもたちの姿を思い浮かべながら、2月中旬に楽譜起こしに着手。中学生の吹奏楽レベルに合わせて、11種類の管楽器、4種類の打楽器ごとに仕上げ、15~20人の小編成の楽団も演奏できるようにした。

9月に、竹下さんが終身音楽監督を務め東京都武蔵野市を拠点に活動するプロ、アマ混合の楽団「NBDコンサートバンド」が定期演奏会のメインの演目として、この楽譜を使って初演する予定。現在リハーサルを重ねており、団員も町の子どもたちの手本となるよう、思い入れたっぷりに練習を積んでいるという。

「いつの日か町の生徒らが演奏し、後輩に伝わっていく歴史を刻む曲になれば」と竹下さん。下平町長や澤井教育長は「子どもたちが地元に愛着を持つことにつながり、本当にありがたい。肌で感じられるよう取り組みたい」と感謝した。

竹下さんと地元を含む音楽仲間で作る「IMA」は27日午後2時から、町内の旅館「お宿陣屋」でコンサートを開く。フルートアンサンブルで「組曲 飯島」も演奏。入場無料のチャリティー制だが、完全予約制で残席わずかになっている。問い合わせは町地域創造課(電話0265・86・3111)へ。

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