マナー順守の撮影広める フォトコンテスト

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カメラ雑誌2誌が初開催したチームチャンピオンズカップ2016長野

カメラ雑誌2誌が初開催したチームチャンピオンズカップ2016長野

風景写真愛好者にマナーを守って撮影する大切さを広めていく初のイベントが9日までの2日間、岡谷市の県男女共同参画センター・あいとぴあを主会場に開かれた。地元の県勢を含め、東北から九州沖縄まで1チーム5人の計11チームが出場。自然環境保全と安全を心掛けながら、信州の地で撮影した風景写真の出来栄えをトーナメント形式で競い合った。

イベントは「風景写真×フォトコン チームチャンピオンズカップ2016長野」。カメラ雑誌「風景写真」「フォトコン」の2誌が合同で企画した。来訪者の撮影マナーの悪さなどが原因となり、北海道美瑛町の「哲学の木」が今年2月に伐採された出来事が契機になったという。

各チームは8日午後と9日未明~早朝に、霧ケ峰高原や横谷峡、紅葉が見頃を迎えた白駒池など好きな場所に足を運んだ。植生地や立ち入り禁止区域、危険箇所には三脚を含めて入らず、地域や土地所有者に迷惑を掛けないようにして撮影した。各チーム、メンバーの1人が指導・監督の役割を担うマナーキーパーを兼ねた。

試合ごと5枚の風景写真で勝負。1枚ずつスクリーンに同時投影し、3勝以上挙げたチームが上に進んだ。諏訪市出身の「フォトコン」編集長藤森邦晃さんら3人が審査員を務め、「色の対比が見事」と絶賛したり、よりよい構図などについて助言したりした。

「チームアモーレ!九州沖縄」のメンバーで、写真歴9年の佐久間玲子さん(31)=沖縄県糸満市=は「風景と地域に優しい、フェアな撮影スタイルを改めて考え直す機会になった」。主催者は「写真家が訪れるほどに風景が美しくなるようにしたい」と話していた。

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