辰野オペレッタフェス 団体ごと分散上演

LINEで送る
Pocket

辰野町から発信する創作音楽劇の祭典「第22回オペレッタフェスティバルinたつの」は、新型コロナウイルス感染防止のため中止したステージ発表の代替企画として、団体ごとの分散型上演を行っている。出演予定だった町内外9団体のうち希望した6団体が参加し、学校などで個別に作品を披露して映像を収録。DVD作品集にまとめて、関係者らに販売する。各団体メンバーがフェスへの熱い思いを込めて演じている。

フェスは毎年2月、上伊那や諏訪地方の小学生から短大、大学校、一般まで幅広い世代が集い、音楽劇のステージを通じて交流している。町音楽協会などでつくる実行委員会が昨年春から準備を進めてきたが、年明けにコロナ感染が急拡大し、前回に続いてステージ発表を断念。分散型の上演方式に切り替えた。

信州豊南短期大学(同町)では、幼児教育学科2年生48人が校内でオリジナルの音楽劇「A World Without Sound(ア・ワールド・ウィズアウト・サウンド)―音のない世界」を上演。音楽の授業で半年にわたって取り組んできた成果を示した。

音楽が禁じられた圧政下の国で、民衆が美しい歌声を響かせ王様を改心させる物語。学生が脚本を練り、同短大非常勤講師で音楽家の唐沢史比古さん、唐沢流美子さん(箕輪町)に指導を仰いだ。学生たちは、教職員や撮影スタッフ以外は無観客とした記念ホールで、息のぴったり合った歌と演技をやりとげ、達成感に満ちた笑顔を浮かべた。

同実行委は「ステージ発表を開けなかったのは残念だが、出演者と運営側で知恵を出し合い一つの形にできた。代替企画を行ったことは、必ずや次回につながると思う」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP