「宮川・ちの」大総代 木遣り保存会にたすき

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贈ってもらったたすきを肩に掛け、大総代と向き合い木やりを響かせる宮川・ちの木遣り保存会メンバー=茅野市の木落し公園

諏訪大社上社御柱祭で本宮三の柱を担当する茅野市の「宮川・ちの」地区の大総代6人が12日、地元の「宮川・ちの木遣(きや)り保存会」にたすき20本(大人用14、子ども用6)を贈った。

木やり師を増やしてもらえればと願い、宮川の木落し公園で寄贈。受け取った会員約20人は、今回中止された木落しの際のセレモニーに見立てて全員が並び、一人ひとりが感謝の気持ちを込めて木やりを響かせた。

大総代を代表して小海昌訓さん(74)=宮川=が「木やりが途絶えないよう木やり師をもう少し育成したい。しっかりたすきを掛けて張り切ってやってもらえれば」とあいさつした。

保存会の宮坂和生さん(70)=ちの=は「心遣いをいただきありがたい。(新型コロナで)木やりを鳴く機会が限られるが精いっぱい鳴きたい」とお礼の言葉を述べた。

会員はお払いで清めたたすきを肩に掛けてもらい、全員が斜面に並んだ。「ここは木落しお願いだ―」「皆さんご無事でお願いだー」などと発声し、向かい合った大総代も「よいさ、よいさ」と声を合わせた。

宮川小5年の児童(11)は「人の前で胸を張って木やりをやりたい。人の前で木やりを鳴けるのは魅力。もっと木やりをする人を増やしていきたい」と話した。

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