八十二銀移転後、建物土地取得へ 富士見町

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富士見駅前商店街にある八十二銀行富士見支店。支店の移転後、町が建物と土地を取得して総合福祉拠点を整備する

富士見町は、八十二銀行富士見支店が役場向かいに移転した後、JR富士見駅前商店街にある現在の建物と土地を取得し、総合福祉拠点「ふじみ地域共生コミュニティひろば」(仮称)を整備する。対象者を選ばない、断らない総合相談窓口を置くほか、子どもの居場所や買い物支援の拠点、地域交流の場としても活用する考え。官民協働で住民のさまざまな生活課題に対応する重層的支援と共生のまちづくりを進める。来年度中の開所を目指す。

15日、取得経費や耐震補強工事費など6997万円を盛った補正予算案を町議会3月定例会に追加提出し、可決された。国の地方創生拠点整備交付金事業に採択。半分を交付金で賄うほか、有利な起債を活用することで実質的な町の負担は4分の1という。

現在の支店は1971年に建設。2階建て延べ床面積484平方メートルで、敷地面積は722平方メートル。町によると、改修してプライバシーに配慮した個別相談エリア、誰もが利用できる地域交流エリア、子どもの居場所などに利用できる地域活動エリアを設置する計画だ。立地を生かした買い物支援や飲食店との協働による配食サービスにより、駅前商店街の活性化にも結び付けたいとしている。支店の移転は5~6月頃の見込み。

町社会福祉協議会が町の委託事業を実施しながら管理運営を行う予定で、民間事業者や地域団体の参画と協働により共生のまちづくりを進めていく。町職員も配置する。名取重治町長は「利便性が高い駅前の既存ストックを活用することで、福祉と商業の相乗効果も期待できる。公共施設の床面積を減らす方向性ではあるが、福祉関係は拠点やスペースが必要」と述べた。

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