工場見学ツアー一新 カゴメ野菜生活ファーム

LINEで送る
Pocket

カゴメ富士見工場・新棟の見学用通路。タブレットを使って臨場感あふれる映像や社員の思いを届ける

今季の営業を23日から始める富士見町大平の体験型の野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」は17日、隣接するカゴメ富士見工場の新棟・新生産ラインの稼働に伴い、工場見学を一新すると発表した。紙容器の野菜飲料の主力工場で、見学だけにとどまらず、拡張現実(AR)技術を搭載したタブレットで臨場感あふれる映像や社員の思いを届ける。新型コロナ下のため当面は休止とし、感染状況が落ち着いてから受け入れを始める。

同社の「人」を通じて、安心・安全や環境、食農への取り組み、健康づくりや地域貢献への思いを伝えることをコンセプトに掲げ、新たな工場見学ツアーを構築した。

新棟ではガラス越しに生産ラインを俯瞰できるが、その反対側の壁に「人」や「現場」のジオラマを展示。「第一の工場」として大切にする野菜のほ場で働く人、研究開発や商品企画に携わる社員ら15人の人形と顔写真入りのARマーカーがあり、タブレットをかざすと来場者に思いを語りかける。

製造ライン側のマーカーにかざすと、充てん、包装などの工程を間近に体感できる映像が流れ、高速で動く機械のスロー再生も楽しめる。探検や能動的要素を取り入れることで満足度や理解度を高めたいという。

同ファームを発着点とする所要時間70分のガイド付きツアーで、富士見工場まではバスで移動する。機器操作が伴うことから対象は小学生以上(推奨)とし、料金は1人100円。全額を「カゴメみらいやさい財団」に寄付し、子ども食堂の支援につなげる。

ファームは観光と農業、工業が一体となった施設で2019年4月に開業。野菜の収穫とともに工場見学は体験プログラムの柱だが、コロナ下の20、21年は休止した。製造工程を仮想現実(VR)映像でたどる無料のプチガイドツアーは、23日から当日受け付けで体験できる。ファーム富士見の河津佳子社長は「野菜のおいしさ、楽しさ、カゴメ社員の熱い思いを感じていただけたら」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP