諏訪の魅力語るシンポ 県シニア大生と研究者

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県シニア大生と協力して諏訪を研究した成果を伝える研究者たち

県シニア大学諏訪学部の協力の下、昨夏に諏訪地方でオンライン形式による学びの旅「スタディツアー」を実施した創価大学(東京都)の西川ハンナ研究室などは20日、心理学や文学の研究者が感じた諏訪の魅力を語るシンポジウムを諏訪市駅前交流テラスすわっチャオで開いた。ツアーを通じて交流を深めたシニア大生と研究者が地域資源に目を向けた活動を振り返った。

同大の西川准教授が企画するスタディツアーは2019年から始まり、同大の学生らが諏訪地方の人々と交流しながら地域の魅力を発掘した。昨年はコロナ禍で学生の訪問はほとんどできなかったが、シニア大生が創価大生の代わりに現地を訪れ、特産品を使った料理を試作し、成果を動画や写真で撮影してオンラインで共有した。製糸業の歴史や繭製品のPR、散歩(まち歩き)コースの開発などを行い、特産の寒天やルバーブを使った料理を考案した。

このうち、散歩コースの開発では2~4キロの散策ルートを6種類つくった。大学生の視点を取り入れて諏訪の住人だからこそ知るスポットの紹介、隠れた飲食の名店をコースに組み込んだ。

諏訪市諏訪~岡村に集まる寺を巡るコースを紹介したシニア大生の手塚正文さん=同市立石=は「あるのが当たり前と思っていた場所を散策コースをつくる視点で改めて訪れると、新しい発見があった。お寺の庭園を訪れるだけでもじっくり見ると、魅力が満載。一日では回り切れないほどだ」と振り返った。手塚さんらとともにコース開発に取り組んだ創価大文学部の帆北智子准教授は「地域の歴史を言葉にし、伝え合うことで共有される。それは諏訪人のアイデンティティの一部となり、諏訪に住むことを誇りに思えるようになる」と語った。

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