「縄文のビーナス」初代女王 土偶ネット投票

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初代女王に輝いた国宝土偶「縄文のビーナス」

初代女王に輝いた国宝土偶「縄文のビーナス」

日本一美しい縄文土偶をインターネット投票で選ぶ「JOMON美土偶グランプリ」は10日、投票結果が発表され、茅野市の国宝「縄文のビーナス」が1078票を獲得し、初代女王に輝いた。富士見町の国重要文化財「始祖女神像」が5位に入るなど”諏訪勢”が躍進した。

「縄文のビーナス」は、茅野市米沢の棚畑遺跡から1986年に出土した縄文時代中期(約5000年前)の土偶で、日本最古の国宝でもある。グランプリには同市から2体の国宝土偶が”出馬”したため、票が割れるのを心配した柳平千代一市長は、いち早く「ビーナス」への支持を表明。懇談会や会合で市民に投票を呼び掛けた。

ビーナスは、2位の「ミス石之坪」(山梨県韮崎市)に491票の差をつけた。得票率は約31%(投票総数3490票)だった。「始祖女神像」が207票で5位、茅野市の国宝「仮面の女神」が90票で10位、岡谷市の市有形文化財「壺を持つ妊婦土偶」が83票で11位に入った。

柳平市長は11日、「皆さんのご協力の結果であり国宝第1号への正当な評価だ。より多くの方々に土偶の美しさと魅力を知っていただき、『縄文プロジェクト』をみんなで一緒に進めたい」とコメント。市は15日、グランプリ受賞を記念して市尖石縄文考古館(豊平)を無料開館し、同日午前10時から守矢昌文館長が土偶解説を行う。

同グランプリは10月9日の「土偶の日」制定にちなみ、作家や考古学者、編集者らでつくる土偶の日運営委員会(小林千幌代表)が初めて実施。全国各地から19体の土偶がエントリーし、9月10日から10月9日まで投票を受け付けた。

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