「縄文」に関心持って 茅野市教委が初級検定

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縄文人の暮らしぶりも出題された「尖石縄文検定初級」=茅野市尖石縄文考古館

茅野市教育委員会は19日、市内の縄文遺跡や縄文土偶に関心を持ってもらおうと「尖石縄文検定初級」を尖石縄文考古館で開いた。初級は入門編。縄文に興味が出ればと記者も検定に臨んだ。

市教委によると、2010年から始めた初級は、昨年度までに小学生を含め延べ3580人が受検、2943人が合格した。合格率は82.2%。5人に4人が合格の証しとなる認定証を受け取ったことになる。

午前10時、学芸員の山科哲さん(48)から「小学生が受けたりする。難しい問題を出すことはない」と励ましの言葉をもらい、検定前の「解説」に神経を集中。市内には縄文時代の遺跡が数多く、国宝土偶「縄文のビーナス」と「仮面の女神」の製作意図も教えられた。

従来だと、館内を回って遺物などの説明を受けるそうだが、今回は新型コロナの感染対策のため、移動することなく50分ほどの座学に。スライドを見ながらメモ書き。

そして解答用紙と問題用紙が配られ同11時すぎ、いよいよ検定がスタートした。直前の解説が合否を左右。25問中21問以上正解すれば合格である。

終了後、受検者に参加の動機などをうかがうと―。神奈川県出身の関真琴さん(43)=諏訪市=は、今回、市外からでも受検できると新聞で知り「縄文を知るチャンス」と。山崎千鶴子さん=茅野市=は地元に国宝土偶があると知り「勉強したい」と、ともに意欲的だった。

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