遠藤さんらたたえる 岡谷市で日本童画大賞授賞式

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こども絵本部門イルフ賞を受賞した遠藤響さん

岡谷市とイルフ童画館が主催する「第11回武井武雄記念・日本童画大賞」の授賞式が21日、同市のカノラホールで開かれた。コロナ禍のため、地元関係者を除き受賞者や審査員らはリモートで参加。各部門最高賞の受賞者には表彰状などが贈られ、その栄誉をたたえた。

同賞は、岡谷市出身の童画家武井武雄の精神を継承する作家の発掘を目的に1999年から隔年で開催。今回は全国各地から応募があり、タブロー部門に226点、絵本部門に104点、小中学生対象のこども絵本部門に66点の作品が寄せられた。

審査会は今年1月に実施。日本童画大賞は、タブロー部門で山本いつこさん(33)=千葉県=、絵本部門はいわさきさとこさん(44)=東京都=が受賞。こども絵本部門イルフ賞は遠藤響さん=岡谷北部中学校3年=が受賞した。

表彰式はカノラホールを主会場に、受賞者や審査員らをリモートで結んで開催。主催者を代表して今井竜五岡谷市長は受賞者を祝福し、「皆さんには第二、第三の武井武雄先生を目指し、これからも研さんを重ね、さらに飛躍してほしい」と今後の活躍に期待を寄せた。

また同大賞を共催し、絵本部門の大賞作品を出版するフレーベル館の吉川隆樹社長は「『子供にこそ本物を』という武井武雄先生の遺志を継承し、絵本界に新しい風を吹き込む新人作家の発掘を目指していきたい」と述べた。

受賞者あいさつでいわさきさんは「子どもたちが困難に悠然と立ち向かえるような作品を作れる絵本作家になりたい」、山本さんは「賞には期待も込められており、これからも精進していきたい」と感謝。遠藤さんは「岡谷に住んでいるので次に応募するときは岡谷を舞台にした絵を描きたい」と話した。

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