自然と再生エネ両立共同宣言 西麓3市町村

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八ケ岳西麓の自然環境などを守るために意見交換をする茅野市、富士見町、原村の正副市町村長

八ケ岳西麓の茅野市、富士見町、原村の自然環境維持と再生可能エネルギー普及の両立へ3市町村長が共同宣言をしたのを踏まえ、課題や今後の進め方などを話し合う会議の初会合が22日、茅野市役所で開かれた。3市町村の正副市町村長の計6人が出席。県に提言するため圏域の自然環境や観光、農業などの方向性をまとめることを確認した。

3市町村長は昨年12月、「地域の理解が得られない野立て型太陽光発電設備の設置を望まない」など3項目を明記した「八ケ岳西麓の豊かな自然環境と共生する未来に向けた共同宣言」をした。内容を実現するため、正副市町村長が集まり、課題の洗い出しや情報共有などを進める。

会合で茅野市の今井敦市長は「一つの自治体でできることは限られている。市町村の特性を生かし、同じ方向を向いていける場をつくりたい」とあいさつ。富士見町の名取重治町長は「3市町村は八ケ岳という共通の宝を背負っている。歴史や文化、経済のつながりも強い。絆を一層深くしたい」、原村の五味武雄村長は「転入者からは自然環境や景観に引かれたという話を聞く。そうしたことをしっかり捉え、環境保全などを進めたい」と述べた。

会合は冒頭以外非公開で行われ、会合後に市町村長が会見した。環境などに関して先進事例を研究して地域住民と共有したり、再生可能エネルギーの潜在能力などそれぞれの調査結果を共有したりすることを確認したという。今井市長は「八ケ岳西麓の森を守り、育て、磨きをかけることが最終目標。3市町村が同じ方向で進んでいくことを確認できた」と述べた。今後の会議は状況を見て開く予定。

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