諏訪湖水質観測 5年目スタート

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観測装置を諏訪湖上の観測地点に向けて運ぶSSS5・0の関係者

諏訪地方の課題解決を目指す産学連携プロジェクト「スワ・スマート・ソサエティ(SSS)5・0」は24日、5年目となる諏訪湖の水質観測を始めた。観測データはホームページ上でほぼリアルタイムで発信する。同日朝から湖上で作業を行い、観測装置2機を予定通りの場所に設置した。

プロジェクトは諏訪市、信州大学諏訪臨湖実験所、諏訪湖漁業協同組合や県内外の企業が参加し、2018年にスタート。毎年、同大が以前から行っている観測結果と照合を重ね、これまでにデータはほぼ整合することが確認されている。

今季も湖の中心部(湖心)と諏訪市豊田沖に設置し、2機体制で水深別の水温、溶存酸素量、濁り具合の濁度、風量を観測し、随時発信する。舟を沖合に出して観測する手間を省き、随時データを把握することで水質の変化の兆候を捉え、環境予測に役立てる。

設置作業では、市や大学の関係者6人が2隻の舟に分かれて乗り込み、各種測定器を載せた浮体設備を湖心と豊田沖まで運んだ。同日からホームページ(https://sss50.harmonia-cloud.com/)で観測値が閲覧できるようになった。

市産業連携推進室は「5年目となり、観測項目も増え、データの蓄積も進んでいる。諏訪湖の貧酸素状態の予測などの研究に役立てられたら」と話している。

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