諏訪地方に縁 荒汐部屋の若隆景関優勝を祝福

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下諏訪町での夏合宿で稽古に励む荒汐部屋の力士たち。児童たちが見守る中、当時十両だった若隆景関も汗を流した=2019年6月、下諏訪南小学校校庭

大相撲の新関脇若隆景関(27)=福島市出身、荒汐部屋=が27日、エディオンアリーナ大阪で行われた春場所千秋楽で、元大関の高安との優勝決定戦を制し、初優勝を飾った。荒汐部屋は過去に下諏訪町内で合宿を行い、若隆景関も同町民らと親交を深めており、関係者から祝福の声が沸き上がった。

荒汐部屋は、同部屋の藤井大吾後援会長夫人の明日香さん(60)=東京都=が下諏訪町出身であることから、諏訪地方との関わりができた。2015年には、蒼国来関(現荒汐親方)が下諏訪北小学校で児童と交流。翌年からは力士たちがそろって町内全小中学校を訪問するようになり、18年と19年には同町内で夏合宿を行った。

19年の合宿では、当時十両だった若隆景関ら力士11人が訪れ、下諏訪南小学校の校庭に設けた土俵で朝稽古を披露したほか、小学生や住民らと交流を深めた。

20年には「大相撲夏巡業諏訪湖場所」(18年8月)の実行委員会メンバーを中心に、荒汐部屋諏訪湖後援会が発足した。濱康幸会長(71)は若隆景関の優勝を心から喜び、「ここ数年で驚くほど力をつけた。これからも華のある相撲でみんなを沸かせてほしい」とさらなる活躍に期待。ここ2年は新型コロナウイルス感染症のため合宿は行われておらず、「荒汐部屋が再び諏訪で合宿するのを楽しみにしている」と語った。

同部屋にとっても優勝は初めてで、明日香さんは「必ず優勝すると信じていたが、いざ優勝すると感無量で言葉にならない。黙々と稽古に励んできたたまもので、大関への道も見えてきた」とし、「応援してくれる諏訪の人たちにも早くその勇姿を見せてあげてほしい」と興奮気味に語っていた。

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