西山公園「千本桜」次世代へ 諏訪市寄付募る

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チラシを手に協力を呼び掛ける諏訪市職員

桜の名所で知られる西山公園(諏訪市湖南)の「千本桜」を守り育てていこうと、諏訪市は4月1日から、桜の植え替え費用を募るクラウドファンディングを始める。目標金額は100万円で、募集期間は6月29日まで。「西山公園の美しい『千本桜』を次世代に残すため、皆さんのご支援をお願いします」と協力を呼び掛けている。

西山公園の千本桜は1979(昭和54)年の公園開設時に住民が協力し、1000本の苗木を植えたのが名前の由来。40年余りが経過し、諏訪地方に知られる桜の名所になった一方、老木や樹勢の衰えで立ち枯れや倒木も目立ってきた。市都市計画課によると、現在の桜の本数は約300本。「早急に桜の再整備を行わないと『千本桜』の存続が危ぶまれる状況」という。

市は2021年度から西山公園桜再整備プロジェクト(事業)をスタートした。公園の維持管理に協力する地元北真志野区の「西山公園愛護会」(金子克文会長)と協力し、初年度は利用者に危険を及ぼす可能性がある桜の伐採や処理を始めた。

満開の桜でピンク色に染まった西山公園=2020年4月、小型無人機で撮影

プロジェクトは21~24年度に危険木約70本を伐採し、25年度に数十本の桜を植樹する計画。22~25年度の事業費は600万円で、このうち100万円をクラウドファンディングで募る。目標金額以上の寄付が集まった場合、より多くの桜の植え替えに活用する、という。

寄付は、インターネットサイト「ふるさとチョイス」と、市役所別棟2階の都市計画課公園緑地係で受け付ける。ふるさと納税制度を活用し、市外の寄付者には植樹招待券を贈る予定。市民に返礼品ないが、寄付金控除を受けることができる。
 問い合わせは、同課(電話0266・52・4141、内線282)へ。

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