50周年記念誌が完成 岡谷太鼓保存会

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半世紀の歴史をまとめた岡谷太鼓保存会の50周年記念誌

創立50周年を迎えた岡谷市の岡谷太鼓保存会(会長・小林睦巳岡谷商工会議所会頭)は、節目の記念事業として50周年記念誌を発行した。市民祭「岡谷太鼓まつり」の中核的立場を担ってきた半世紀の歩みを振り返り、作り上げてきたオリジナルのそろい打ち曲などを紹介。次世代へと継承したい思いをまとめている。

同保存会は1971年、前年に始まった岡谷太鼓まつりを市民祭として継続させるための基盤とする狙いで発足。現在は太鼓連18団体が加盟し、郷土芸能としての「岡谷太鼓」の保存・育成を目的に、祭りに参加して協力している。祭りで代名詞となっている「300人そろい打ち」などを披露するほか、定期的に打ち手の技術向上を図る「打ちくらべ大会」を開催している。

コロナ下で記念式典や祝賀会の実施の見通しが立たない中、記念誌編集委員会を組織し、約1年半かけて発行に向け準備を進めてきた。

記念誌はA4判、91ページ。50年の歴史を写真や年表でまとめ、現在11曲ある保存会オリジナルのそろい打ち曲(伝承曲)、その他の鼓曲を紹介。太鼓まつり50周年記念曲「脈々」の選考会の様子、仕上げに向けた秘話を語った関係者の対談を載せた。保存会の普及活動、加盟太鼓連の紹介もある。

編集委員の野澤知之さんは「岡谷太鼓まつりに始まり、岡谷の文化として育った岡谷太鼓の歴史を残したい」と話した。原山日出男さんは「子ども たちに見てもらい祭りを未来へとつないでほしい」、藤森聡さんは「先人に感謝する機会とし、今後の保存会に期待してほしい」としている。

400部作り、保存会加盟太鼓連、市内の保育園、小中高校、各区などに配布。一般の希望者には4月1日から、先着50冊限定で岡谷商工会議所で販売する。1部2000円。保存会ホームページからも申し込める。

問い合わせは保存会事務局の岡谷商議所(電話0266・23・2345)へ。

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