平和願う青と黄の花 寄付で贈呈、支援へ

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黄色のガーベラや青のブルースターなどを持つ松沢美帆さんと高柳祐人さん=北杜市のkukul kukka

反戦の祈り、青と黄の花に込めて-。山梨県と諏訪地方の店舗や施設で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に反対し、一日も早い停戦を願う「戦争反対を花で」が行われている。参加店で1000円以上の寄付をした人にウクライナ国旗色の花を贈り、山梨・諏訪エリアから反戦の声を上げ、平和への願いを共有する活動。花の原価を除いた全額を日本ユニセフ協会ウクライナ緊急募金に送り、避難民の支援などにつなげる。

山梨県北杜市で生花店「kukul kukka(ククル クッカ)」を営む松沢美帆さんら2人が発起人となり、「Beth(ベス)」(富士見町)の高柳祐人さんを交えて始動した。友人や取引先の店舗に呼び掛け、生花店や飲食店など27店舗が賛同。募金箱を置き、寄付者に2色の花を1輪ずつ贈っている。

黄色のフリージアと青のデルフィニウムを持つ森岡みさとさん=諏訪市のオルデ・フラワー

東京出身の移住者で、茅野市で8年ほど暮らしたこともある松沢さん。「ニュースで侵攻を知った時、花で戦争がなくなった児童文学作品を思い出しました。花は戦争の対義語。花で思いや願いを届けたかった」。高柳さんが「1人、2人でなく、このエリアから皆で声を上げよう」と背中を押した。諏訪地方の協力店の一つ「オルデ・フラワー」(諏訪市)の森岡みさとさんは「2色の花を手にして平和への祈りを捧げてくれたら」と願う。

SNS(交流サイト)などを通じて支援や共感の輪は県外にも広がり、「花を贈ることはできないけれど、活動に協力したい」と店頭に募金箱を置いてくれる店も。松沢さんは「子育て家庭から、2色の花を見ながら戦争や平和について子どもと考え合ったという話を聞きました。花がそうしたきっかけにもなればうれしい」と話している。

店頭での寄付は24日まで受け付ける。協力店や活動の詳細は、「戦争反対を花で」のインスタグラム(@flower_power8787)へ。

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