7年目に一度の「御開帳」 駒ケ根市の光前寺

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光前寺本堂で行われた御開帳の開扉法要

駒ケ根市の光前寺で1日、7年目に一度の「御開帳」の開扉法要が行われ、秘仏本尊の不動明王を収めた厨子の扉が開かれた。不動明王と本堂前の回向柱が5色の綱で結ばれ、参拝に訪れた人が触って御利益を受けた。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、御開帳の期間を延長し6月30日まで開く。

法要には檀家役員ら13人が出席。本堂で吉沢道人住職(74)が読経する中、厨子の扉が開かれ護摩の火に照らされた不動明王が姿を現した。吉沢住職は「檀家、信者をはじめ多くの人に支えられて無事に御開帳を迎えられた。1160年を超える歴史の重みを次世代に伝えていきたい」と話した。

不動明王が剣を持つ右腕と善の綱で結ばれた回向柱には、触れることで本尊に触れたのと同じ御利益があるとされる。今回は感染対策のため、本堂から5色の光を照射する装置を設置し、触れない代わりに手をかざす仕組みを用意。柱は抗菌抗ウイルスの光触媒のコーティング剤を塗った。本堂前には参拝者が柱に触れ、それぞれの御利益や新型コロナ、ウクライナの戦禍が収束することを願っていた。

特別拝観は午前9時~午後4時。拝観料は500円。8日にはシダレザクラのライトアップが始まり、29日に中日法要、最終日の6月30日に結願法要を行う。県宝の三重塔の四面開扉や秘宝「雨乞いの青獅子」の特別拝観もある。

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