家庭内でのコロナ対策徹底を 3医師会が提言

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家庭内の感染対策徹底やワクチン接種の必要性を呼び掛けた諏訪地域3医師会の会長たち

岡谷市、諏訪市、諏訪郡の3医師会が1日夜、諏訪市医師会館で記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染者数が高止まりしている諏訪地域の現状と課題を説明した。保育園や学校、家庭内を通じて感染が広がっている状況を指摘し、家庭内の感染対策徹底や3回目のワクチン接種を呼び掛けた。また、地域全体で感染症対策に取り組む必要があるとして、保健所と3医師会、5病院、6市町村で「感染症対策会議」を早期に開催する必要性を訴えた。

県公表の数値をまとめた。それによると、諏訪地域の感染者数は3985人で「すでに50人に1人以上が感染している」。このうち第6波(1月6日~3月27日)の1日平均患者発生数は39・6人。第4波の3・3人、第5波の5・1人を大きく上回る。一方、感染者の平均年齢は41・6歳、34・3歳、30・4歳へと低年齢化している。

第6波の感染の場は「家庭内」が全体の44%を占め、次いで小学校8%、保育園5%、中学校と高校が各2%となっている。0~12歳の子どもは単独で施設療養ができないため、大半は自宅療養になり、家庭内感染につながる。

発症2日前から感染するため、発熱やかぜの症状が出て陽性判定を受けた時点で、すでに家庭内感染が発生している。家庭内の注意事項としては▽部屋を分ける▽限られた人が世話をする▽マスク▽手洗い▽換気▽洗濯▽ごみは密閉して捨てる―を挙げた。ワクチンは「2回接種では家庭内感染を防げない。3回接種を可能な限り早く受けることを検討して」とした。

会見には今井智彦岡谷市医師会長、宮坂圭一諏訪市医師会長、細田源浩諏訪郡医師会長、県医師会理事で前諏訪市医師会長の小松郁俊医師が出席。自宅療養の判断や検査、治療の大半をかかりつけ医が担っているとした上で、「私たちの危機感を受け取ってほしい。命を守るために一歩を踏み出して」と呼び掛けた。御柱祭やトライアスロン大会についても感染対策の徹底を改めて訴えた。

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