「衛生センター」規模縮小 伊那中央行政組合

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隣接する旧サンライフ伊那跡地に建て替えられる伊那中央衛生センター

伊那市、箕輪町、南箕輪村でつくる伊那中央行政組合は、老朽化に伴い建て替えを計画しているし尿処理施設「伊那中央衛生センター」(同市西春近)の新施設整備計画をまとめた。下水道の普及や人口減少に伴う処理量の減少を踏まえ、施設規模は現施設の3分の1程度に縮小。2023年度に着工し、25年度の完成、稼働を目指す。

同センターは1980年に建設され、老朽化が進んでいることから建て替えを決めた。建設予定地は同センターの隣接地で16年に閉鎖された旧サンライフ伊那跡地に決定。敷地面積は約5500平方メートル。同組合が所有する旧伊那中央清掃センター(同市美原)の土地と交換する形で同市から取得する。

計画によると、新施設では3市町村から排出されるし尿と浄化槽汚泥、集落排水施設汚泥(有機性廃棄物)を併せて処理する。1日当たりの計画能力はし尿22キロリットル、浄化槽汚泥10キロリットル、集落排水施設汚泥29キロリットルの計61キロリットルとし、現施設の1日当たりの処理能力200キロリットル(し尿190キロリットル、浄化槽汚泥10キロリットル)の3分の1程度とする。

処理方式は、微生物によって汚れの成分を分解・除去する生物学的脱窒素処理と、薬品などできれいな水にする高度処理を行い、汚泥は脱水し肥料として農地へ還元、水は消毒剤で消毒し天竜川へ放流する。放流水の水質の基準は「現施設より厳しい」(同組合)としている。

22年度はサンライフ伊那の解体・造成工事、新施設の設計・施工業者の選定を行い、23年度から建設工事に着手。25年度に新施設稼働、26年度から現施設の解体・撤去工事を行い、跡地には公園などを整備する予定だ。

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