上社里曳きへ 富士見町の氏子会が米俵作り

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むしろ編み機を使って伝統の米俵作りを進める富士見町東三地区氏子会の祭典係

諏訪大社御柱祭の上社里曳きに向け、富士見町本郷・落合・境の東三地区氏子会の祭典係が、建て御柱で使う伝統の米俵作りを始めている。3日は地区内の立沢構造改善センターに集まり、家庭から借りた木製のむしろ編み機を使って地元産のわらを編み込んだり、桟俵(両端のふた)を作ったりした。

建て御柱の宝投げで引き換え券を手にした氏子に贈るのが習わし。新型コロナ下の今回、「密」になる宝投げは取りやめるが、東三地区が担当する「前宮四」の建て御柱の際に手作りした米俵を積み上げて飾る予定だ。

桟俵の直径は18センチ、胴の長さは40センチ。経験者に教わりながら 技術や工程を覚え、丁寧に手作りしている。「さんぱぁて」と呼んでいる桟俵作りには女性も参加。いつもは年明けから 作業を始めて約100個を作るが、感染防止で集まれず始動が遅れたため、最低15個を目標にするという。

祭典係長の五味秋富さん=乙事=は「諸先輩方が築いてきた伝統を途絶えさせてはいけない」と強調し、「準備も催しもいつものようにはできないが、米俵作りの技術をしっかり伝承していきたい」と話した。社会的距離の確保など感染防止対策を徹底しながら、土、日曜日を中心に作業を進めていくという。

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