豊田公民館に「工芸棟」 10月供用開始へ

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新たに「工芸棟」が整備される豊田公民館

諏訪市教育委員会は2022年度、同市豊田の豊田公民館敷地内に「工芸棟」を建設する。老人福祉センター(同市湖岸通り)の閉館や公共施設の将来的な機能集約を見据え、木造平屋建ての建物を建築して陶芸用電気窯を設置し、陶芸や木工、金工、革工芸、版画など15人程度が同時に作業できる環境を整える。5月以降に着工、10月頃の供用開始を目指す。

同市の公共施設等総合管理計画個別施設計画は、老人福祉センターなど6施設を廃止し、市公民館と別館(旧働く婦人の家・勤労青少年ホーム)の機能は駅前交流テラスすわっチャオなど他施設に移管、集約化して、将来的に建物を解体するとしている。

陶芸用に使える窯は現在、老福センターと公民館にあるという。市教委は昨年12月の老福センター閉館前に代替施設を検討し、個別施設計画で存続する4地区公民館の中から、敷地に余裕がある豊田公民館に整備することを決めた。昨年の市議会9月定例会の補正予算案可決を受け、設計業務を進めてきた。

工芸棟は同公民館敷地西(新川)側に整備する。10年以上使われていない陶芸小屋を解体撤去し、木造平屋建て(約50平方メートル)を建設。新たに配備する陶芸用電気窯(炉内寸法幅85センチ、奥行き60センチ、高さ81センチ)はシンリュウ(埼玉県朝霞市)製で、炉の容量は老福センターの約半分、公民館の3倍という。流し台やFF式ストーブを整備するほか、老福センターから電動ろくろ、棚、幅広の作業机4台を移設する。

豊田公民館とは別棟とし、駐車場から屋外を通って出入りできるようにする。開館日は同公民館に合わせる方針で、使用料は今後詳細を検討する。建設費は2114万円。5月以降に契約し、陶芸小屋の解体、地盤改良を経て建設工事に入る。供用開始は10月頃の予定。

市教委生涯学習課は「工芸棟が出来たら講座を開いて、陶芸をはじめ、さまざまな活動を盛り上げていきたい。子どもから高齢者まで地域の皆さん、市民の皆さんに活用してもらえたら」としている。

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