2022年4月7日付

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県の監査委員といえば、独立した立場で県の事務執行が適正かつ効果的、合理的に行われているかどうかを厳しくチェックする、いわば県行政のお目付け役だ。今年度も規定に関する理解不足やダブルチェックの形骸化による確認漏れなどが指摘され、ICT(情報通信技術)も活用して改善するよう意見していた▼何年か前の定期監査の際、知事に対して主な報告を終えた後の懇談の時間に、監査委員から「県職員のあいさつがなっていない」と指摘されたことがあった。監査委員は子どもへのお小言みたいなことも言うのだなとちょっとおかしかったが、知事は冷や汗をかいた様子だった▼県では毎月11日が「信州あいさつの日」となっている。大人から子どもへ積極的にあいさつをして子どもを元気づける趣旨で、「11」が人と人とが向き合っている姿に見えることや「いい(11)あいさつの日」の語呂合わせから設定され、2014年度から始まった▼あまり定着しているとは言い難い日だが、今月は新年度の始まりということでボランティア団体も参加して県内各地の学校や駅前などで運動が計画されており、明るい1カ月になることが期待される▼とはいうもののコロナ禍であまり大きな声を出すのもはばかられるし、見知らぬ子どもに話しかけるのも不審者と間違われそうで気後れするので、県には何か良い知恵を出してもらえればありがたい。

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