OBの大学教員が講義 清陵高2年授業体験

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OBの大学教員によるオンラインの講義を受講する清陵高の2年生

諏訪市の諏訪清陵高校は7日、同校OBの大学教員がオンラインで講義する「大学の授業を体験しよう!大学授業 模擬講義」を同校で行った。2年生約240人が受講し、将来の進路選択について考えた。

コロナ禍で大学見学に行けない生徒に、大学や学部選びなどの参考にしてもらおうと、同校同窓会東京支部の協力で実現した。さまざまな大学で医学や社会福祉学、哲学などに取り組む大学教員7人が自らの研究を紹介し、受験勉強や学生生活などもアドバイス。生徒は興味のある講義を事前に選んで受講した。一部の講義では録画した映像を流した。このうち、緩和ケア専門医の養成などに携わる神戸大学医学部の木澤義之教授は、「重い病を持つ人をどう支えたらよいか?」をテーマに講義。生徒約30人が真剣な面持ちで聴講した。

木澤教授は「死とは何か」「生きるとは何か」について悩んだ高校時代や、医学生時代のホスピスや緩和ケアとの出合い、緩和ケア医を志すきっかけとなったカナダ留学など、自らの進路選択の経緯などを紹介した。

自身の研究では、患者の身体的、心理社会的苦痛を取り払うという緩和ケアの定義や、中世ヨーロッパで始まったホスピスの歴史などを説明。進路の選択を悩む生徒には「やりたいことを見つけてまっすぐに進んでほしい」と強く呼び掛けた。

講義を聴講した生徒(16)は「医師を志しており、緩和ケアについて興味もあり講義を選んだ。自分のやりたいことを貫いていければ」と話した。

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