日本画描く講座の「歩み展」 高遠美術館

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日本画入門講座を振り返る歩み展

伊那市信州高遠美術館は、同館主催のアートスクール日本画入門講座を振り返る「日本画講座の歩み展」を開いている。講師を務める日本画家の高崎昇平さん=神奈川県=と村田裕生さん=千葉県=が出品している「日本画三人展~響きあう時間」に合わせて開催。日本画の伝統的な技法や画材について学んだ全9回の講座内容をパネルにまとめて紹介している。

同講座は、2011年に同館で行った「高崎昇平・村田裕生日本画展」の最終日に初めて行った。その後も年1回、アートスクールの一環で実施し、初心者も日本画を学べる人気の講座となっている。20、21年は新型コロナウイルス感染防止のために中止となり、歩み展では11年から19年までの講座を紹介している。

各回では、和紙張りのパネルに塗った岩絵の具をティッシュペーパーで拭き取ることで背景に表情を付けたり、岩絵の具や和紙の特性を生かしてきれいなグラデーションを描いたりとさまざまな技法を体験。日本画の伝統的な画材である金箔や銀箔を細かくして画面に散らす装飾技法「砂子」を使って夜空と天の川を描いた回もある。それぞれのパネルに技法の工程を載せ、講座の様子や受講生の作品も写真で紹介している。

同館は「日本画は奥が深く、やってみて初めて分かることもある。日本画を描く工程を知るきっかけにし、日本画三人展とともに楽しんでほしい」と話した。

両展は6月12日まで。入館料は一般700円、高校生以下、18歳未満は無料。開館時間は午前9時~午後5時。休館日は5月10、17、24、31日、6月7日。問い合わせは同館(電話0265・94・3666)へ。

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