「精密の町」富士見発信 動画とワッペン制作

LINEで送る
Pocket

精密の町・富士見のブランド化を図る官民連携のプロジェクト。一体感を醸成しようと作業服の腕や胸に貼るワッペンも作った

富士見町の精密機械産業と各社の独自技術を発信する官民のプロジェクト「SEIMITSU FUJIMI」が2年目に入り、ブランド化に向けた活動を新たに始めている。精密産業を育む風土や環境、技術を支える人を描くブランディング動画を作り、ウェブサイトで公開。作業服につけるワッペンも作った。発信力と一体感を強め、選ばれる「精密の町」を目指す。

新型コロナ緊急経済対策で昨年3月末にウェブサイトを立ち上げた。町から受託する町IT推進協会、「富士見森のオフィス」を利用するデザイナー、ライター、写真家らが企画や編集に参画し、初年度は21社の技術を発信。町や商工会、産業振興センターなどとも協働する”オール富士見”の体制を組む。

動画は1分の長さ。精密部品の洗浄に欠かせない不純物のない水、部品管理に適した温度・湿度、日々技術を磨く人がこの地の産業を育み、支えているとし、地元人材によるナレーションと音楽を交えて「精密の町・富士見」を発信する。県の「銀座NAGANO」や役場、商談会、企業説明会など地域内外で積極活用していく考えだ。

ワッペンは縦横6・5センチで八ケ岳の峰々と金型をイメージしたロゴを配する。同協会の雨宮伊織代表、広報担当のPRプランナー鈴木奈津子さんによると、町内企業には競争より、共創・協力の気風があることから着想。作業服の腕や胸に貼り、「企業の枠を超え、ワンチームで町の産業を盛り立てたい」との思いを込めているという。

町産業課は「クリエイターの方々が力を結集してくださっている」と感謝。雨宮代表と鈴木さんは「地元人材の活用によって、町への愛着や誇りを感じる企画や動画、展開ができている」と話す。プロジェクトは引き続き取材活動を進め、年度内にサイトで紹介する町内企業を30社まで増やす予定。今月下旬にはこのほど収録した若手経営者3人のトークを公開する。紙面掲載のQRコードからもアクセスできる。

おすすめ情報

PAGE TOP