島津製作所向けウェブ商談 アクセス数1181件

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島津製作所に向けて諏訪地方などの中小製造業の技術を発信した専用サイト。現在も一般に公開している

分析計測機器や医用機器など幅広い事業を手掛ける島津製作所(京都市)に向け、諏訪地方を中心にした中小製造業の技術を専用サイトで紹介したウェブ展示商談会(2021年12月1日~22年2月28日)へのアクセス状況がまとまった。サイトは現在も一般に公開中で、主催した実行委員会事務局のNPO法人諏訪圏ものづくり推進機構によると、3月8日現在までのアクセス数は1181件だった。

国の地方創生推進交付金を活用した事業「SUWAブランドの普及・高付加価値化」として、諏訪地方の富士見町以外の5市町村や商工会議所、商工会などでつくる実行委が主催。出展企業は諏訪地方などの県内63社で、自社の強みとする新技術など合わせて89件を島津製作所や同社のグループ会社、協力会社にサイト上で提案した。

サイトは部品加工、表面処理などの分野ごとやヘルスケア、環境・エネルギーなどの狙いごとに提案を掲載。各提案ページから出展社にコンタクトし、商談に向けた質問などができるシステムにした。

アクセス数は、島津製作所の関係者以外も閲覧できることや、1人が複数回アクセスした可能性があることから単純に比較できないが、同社グループの従業員数は1万人余りで、その1割に相当する。アクセスに利用した機器は業務で使うことが多いデスクトップパソコンからが91%を占め、同推進機構は「仕事に直結する情報として見てもらった」と分析。アクセスした1人当たり平均の閲覧ページ数は10ページで、閲覧時間は2.5分だった。

一方、出展社へのコンタクト数は重複を含めて5件にとどまった。同様のウェブ展示商談会は21年2月のトヨタ自動車向けに続いて2回目となり、今後も継続していきたい考えで、同推進機構は「ウェブ展示はウイズコロナ、アフターコロナを考えた時の情報発信のツールの一つと捉え、できるだけリアル展示(会場展示)に近づけるシステムをどう構築していくかが課題」としている。

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