エル・システマの成果響く 弦楽器教室発表会

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息の合った演奏を披露する弦楽器教室の子どもたち

南米ベネズエラ発祥の音楽教育「エル・システマ」事業に取り組む駒ケ根市は16日、今年度初の弦楽器教室発表会「駒ケ根こどもオーケストラ スマイルコンサート」を駒ケ根高原の市郷土館で開いた。コロナ禍で活動が制限されおよそ2年半ぶりとなった演奏会。市内の小中学生約50人が澄んだ音色を響かせ、客席を埋めた保護者から大きな拍手が送られた。

エル・システマは集団での音楽教育を子どもたちに提供するプログラム。音楽を通じて子どもたちの生きる力を育もうと市は2017年度からプログラムを導入。主に赤穂公民館で月3回のペースで小中学生を対象にグループレッスンと弦楽器のレッスンを行っている。新型コロナ感染拡大後、発表会は中止やオンラインでの演奏を余儀なくされていたが、県の感染警戒レベルが下がり、市の提案で市指定有形文化財の郷土館を活用して開催した。

この日はグループごとに7曲を披露。アンコール曲にアニメ映画の主題歌を全員で演奏。会場に美しいハーモニーを響かせ、客席の保護者らを楽しませた。

発表会チラシのイラストも手掛けた、赤穂東小5年生の児童(10)は「練習通りの音を出せた。これからも多くの曲を弾けるようになりたい」と話していた。弦楽器指導者の横田真規子さんは「限られた練習時間の中、きれいな音を奏でてくれた」と話した。

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