新型コロナ 「医療警報」全県に発出

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会見で医療警報の発出を発表する阿部知事=20日、県庁

県は20日、新型コロナウイルス 感染症による医療提供体制への負荷が拡大しているとして、3段階の医療アラートのうち1段階目の「医療警報」を全県に発出した。県庁で会見した阿部守一知事は、2段階目の「医療特別警報」になれば「社会経済活動に少しブレーキを掛けなければいけなくなる」との懸念を示し、ワクチン接種の積極的な検討や不織布マスクの着用、検査キットによる自主検査などの対策を呼び掛けた。

医療アラートの主な目安となる確保病床使用率は今月に入って20~22%で推移していたが、15日に25.3%となって以降、25%超が続いている。19日午後8時時点で25.0%。県は今後の対策で医療特別警報(確保病床使用率35%以上)の発出を回避し、25%を安定的に下回ることを目指す。

阿部知事は「病床使用率をできるだけ下げていくために入院リスクの高い人を守っていくことが重要」として、高齢者や重症化リスクの高い人の同居家族に積極的なワクチン接種の検討を促していくとした。

19日まで1週間の陽性者の感染経路は「同居者間」が24.8%で最多。学校や教育施設での集団感染も目立っていることから、県は「子どもから大人、大人から子どもへの感染防止」も対策の重点とし、子どもの同居者にもワクチン接種を積極的に検討するよう求めていく。

最近の新規陽性者急増の背景には、感染力の強いオミクロン株BA.2系統への置き換わりが進んでいることがあるとみられており、県はエアロゾル感染や飛沫感染を防ぐため不織布マスクの着用やこまめな換気などで、これまで以上に徹底した対策も呼び掛けていく。

BA.2系統への対応としては、軽い体調変化で医療機関の 受診を迷う場合に検査キットを活用して自主検査をすることも促していく。

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