公民館開放地域つなぐ 南箕輪村南原区の有志

LINEで送る
Pocket

地区公民館の開放を始める「楽集会」のメンバー=南原コミュニティーセンター

南箕輪村南原区の住民有志が、地区公民館を活用した取り組みをスタートさせる。移住者が大半を占める同地区では、新型コロナウイルス感染症の影響などによる地域のつながりの希薄化を危惧。南原コミュニティーセンター(公民館)を定期的に開放し、区民らに自由に利用してもらう。初回は23日の午後1~6時に開く。

移住者の割合が約8割を占める同地区。コロナ禍によるイベントの中止などで区民同士の交流の機会が失われる中、地域力の低下を懸念する声が聞こえ始めた。昨年11月に30~80代の住民有志ら約20人が集まり、ワークショップを行うなどして内容を検討。「公民館オープン」として南原コミュニティーセンターを区民に開放し、自由に利用してもらうことにした。

住民ボランティアらでつくる会の名称は「楽集会」。会の代表を務める越後幸益さん(78)は「来たい人が来て自由に過ごすことができる場にしたい」と話し、相談役に就いた梶村隆志さん(81)も「近所同士で知り合いになってもらうとともに、支え合う関係をつくってほしい」と期待を込める。開放は、子どもや子育て世代の交流の場、高齢者の居場所づくりとしての意味合いも込められている。

継続的な取り組みにつなげたい考えで、会場に意見箱を設置し、参加者に課題や要望を上げてもらう。「区民が自ら考え、行動することも大事」と越後会長。「来てくれた人に何かをしてもらうということではない。新しい関係をつくるきっかけになれば」。区民らが気軽に立ち寄り、世代を超えて交流できる場になることを願っている。

開放を知らせる通知を区内に回覧した。4、5月は試行期間として毎週土、水曜日にオープンし、楽集会のメンバーが常駐する。館内は出入り自由。飲み物は各自で持参する。開放時間はいずれも午後1~6時。

おすすめ情報

PAGE TOP