南ア林道バス 3年ぶり通常ルートで運行開始

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出発式でテープカットをする参列者たち

伊那市は25日、市営南アルプス林道バスの今季の運行を始めた。6月14日までは戸台口―歌宿、同15日~11月15日は戸台口―北沢峠を走る。近年は、林道の損傷による走行区間の変更や新型コロナウイルスの影響による運休などが相次いだため、通常通りに運行開始できるのは3年ぶりとなる。

南アルプス林道は同市長谷戸台大橋―山梨県南アルプス市芦安を結ぶ。同バスは長谷の戸台口―北沢峠間22・6キロを運行している(戸台口―歌宿間は16・3キロ)。1980年に運行が始まり、旧長谷村時代も含め行政が管理する。
 
2020年はコロナ禍により全面運休。昨年は20年の大雨で林道が損傷したため、バス運行を歌宿までとし、工事現場―北沢峠はシャトルバスで利用者を運んだ。10月初旬には復旧。昨年の利用者は2万5264人だった。

この日は同市長谷黒河内のバス営業所で出発式を開いた。林俊宏副市長は近年の災害などによる影響を踏まえ「道路管理に細心の注意を払い、安全運転に努めてほしい」とした。続いて一般の利用客と共にテープカットを行い運行開始を祝った。

同市長谷総合支所農林建設課は「山だけでなく、花や景色なども楽しめるので、安全対策をして訪れてほしい。大勢の方に来てもらえるように取り組みたい」とした。

バス料金は、仙流荘―歌宿間は片道850円、仙流荘―北沢峠間は同1150円(いずれも小児半額)、登山道具など手回り品料金は220円。問い合わせは、南アルプス林道バス営業所(電話0265・98・2821)へ。

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