百年杉のジャングルジム 原村の幼稚園に寄贈

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ドライバーを回してネジを止め、「百年杉」のジャングルジムを組み立てる年長児たち

原村払沢のこひつじ幼稚園に、樹齢およそ100年の杉「百年杉」で作ったジャングルジムが贈られた。百年杉を使ったリフォームや家具の製造販売などを手掛ける「加藤木材」(埼玉県)がコロナ禍で人と触れ合う機会の少なくなった園児たちに柔らかな木に触れる気持ち良さを感じてほしい-と寄贈。26日、年長児9人が自ら組み立てて早速はだしで遊んで喜んだ。

昨年埼玉県から移住してきた年少児の保護者を通じて、木にこだわった園舎を持つ同園に寄贈が決まった。和歌山県や三重県産の杉を使ったジャングルジムは高さ約1.2メートルでデザインから製造まで同社が手掛けた。

同日、加藤政実社長(57)が園を訪れ、年長児と一緒にジャングルジムを組み立てたほか、保護者向けに乳幼児期に触れる心地良さの重要性について講話。年長児は両手でドライバーを持ってねじをくるくると回してパーツを組み立てていった。苦労して完成させると、早速はだしでよじ登って「気持ちいい」と笑顔。園児の一人(5)は「ねじを 止めるのがちょっと難しかったけど、てっぺんのいすに座ったり登ったりして楽しかった」と喜んだ。

加藤社長は「コロナ禍もあって子どもたちはタブレット端末で視聴覚の刺激を受けることが多いが、脳の発達のために触れることが重要。(杉は)樹齢を重ねると柔らかくて艶やかになる。触れる気持ち良さを感じて子どもが持って生まれた素質を開花させてほしい」。中村勝子園長(85)は「木の香りを嗅ぎ、木の呼吸をもらいながら靴下を脱いで遊ばせたい」と感謝していた。

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