天体望遠鏡を修理、寄贈 諏訪天文同好会

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子どもたちのために天体望遠鏡を譲ってほしいとする諏訪天文同好会の小平昭彦さん=諏訪市小和田の「コスモス」

全国で最古級のアマチュア天文グループ、諏訪天文同好会(茅野勝彦会長)が今年、100周年を迎えたのを機に「星空に夢をプロジェクト」を立ち上げ活動を始めた。次世代の子どもたちに「夢」をつなげていきたいと、一般家庭などに眠っている天体望遠鏡を譲り受け修理、希望する子どもたちにプレゼントする。受け付けを5月1日から始める。この天体望遠鏡を活用しての講座も7~9月に4回開き、子どもたちの観察技術が上がるようバックアップする。

「大人になるなどして使わなくなった望遠鏡を、観察を希望する子どもたちに引き継ぎ、その望遠鏡をまた次の世代にバトンタッチできれば」。プロジェクト代表で天体望遠鏡の販売も扱う「コスモス」(諏訪市小和田)の小平昭彦さん(70)は、世代を超えた”使いまわし”ができれば―とする。

小平さんによると、天体望遠鏡は安いもので3万~5万円、高いものでは20万~30万に上り、なかなか購入しにくい状況にある。ただ、古くなってもしっかり修理すれば長く使えることから、購入しても使わなくなった望遠鏡を再利用。故障している場合は会メンバーが整備したり部品を足し”再生”して引き渡す。望遠鏡がないばかりに天体への興味が薄れていく子どもたちを手助けすることも狙う。

提供する子どもは諏訪地方の小学4年生から高校生までが対象。集中講座を受けることが条件で、初回講座(7月23日)で望遠鏡を渡す。講座時の運搬が心配な人には相談に応じる。応募多数の場合は抽選となる。締め切りは6月8日。問い合わせは小平さん(電話090・2542・6850)か、プロジェクトに協力する茅野市八ケ岳総合博物館(同0266・73・0300)へ。

集中講座の内容は次の通り。(いずれも時間は午後3時~同4時30分、会場は茅野市八ケ岳総合博物館)

▽7月23日=望遠鏡の組み立て方、動かし方を練習

▽8月6日=昼間出ている月を観察

▽8月20日=土星と木星の学習と観察のポイント学習

▽9月3日=望遠鏡操作のレベルアップ

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