伊那バイパス福島―野底区間が供用開始

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新たに供用が始まった伊那バイパスの福島―野底区間(県伊那建設事務所提供)

国道153号伊那バイパスの伊那市福島―野底区間(1・4キロ)の供用が29日に始まった。福島志茂交差点南側から福島陸橋、令和伊那トンネル、野底大橋を経て伊那北小学校東側に至る。将来の全線開通による国道の渋滞緩和などを目指し、主要道路としての整備が前進した。

伊那バイパスは、中央自動車道の代替機能確保やリニア中央新幹線長野県駅へのアクセス強化などを図る。同市青島の市道環状南線(通称・ナイスロード)を起点に箕輪町木下南新町交差点までをつなぐ全長約7・6キロ。暫定的に全線2車線とし、開通は2027年度を目標とする。

今回整備した1・4キロ区間は、12年度から工事を実施。車道の幅員は3・5メートル。歩道は片側のみで幅員3メートル。事業費は約105億円。福島方面から進むと福島陸橋(延長約144メートル)で県道伊那辰野停車場線と立体交差し、さらに令和伊那トンネル(延長約167メートル)、野底大橋(延長230メートル)へと続く。

新区間を利用することで、国道を福島方面から伊那市外などに向かう通過目的の車は県道に流れやすくなった。一方で、伊那北小東側から六道原工業団地などに向かう通勤者らは以前より快適な走行環境が期待できる。

供用を前に関係者が交通安全祈願を行い、県、伊那市、警察の車両で走り初めをした。一般国道153号伊那バイパス促進期成同盟会長の白鳥孝伊那市長、県伊那建設事務所の石田良成所長は153号が担う役割に触れて「地域の発展に欠かせない幹線道路」「地元の利便性に寄与できる」などと述べた。

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