3年ぶりの行動自粛ない大型連休 諏訪地域

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下諏訪町の「おんばしら館よいさ」では、県外からの観光客も訪れ、熱心に展示を見学していた

春の大型連休が始まった29日、諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)の上社里曳き(5月3~5日)を目前に控えた諏訪地域には、客足が遠のいていた過去2年より多くの観光客が訪れた。コロナ下では3年ぶりの行動自粛のない連休期間とあって県外から訪れた人も目立ち、感染対策を講じた上で久々の遠出を楽しんでいた。

諏訪市の諏訪大社上社本宮前の複合商業施設「上社ドライブイン」は、「祝御柱祭」の文字を記した横断幕や、前回の御柱祭で使用した登り旗を掲げて歓迎ムードを高めたが、雨の影響もあり人影はややまばら。例年、諏訪大社の駐車場はほぼ常に満車となり、大型バスは路上駐車するというが、今年は団体旅行が少ないため大型バスも少ないという。北原弘子社長は「里曳きの時は例年、当日以外にも観光客数が増える。連休後半に期待したい」と話した。

里曳きに向けて曳行路の準備が進む茅野市宮川安国寺の大社上社前宮や、8本の御柱が安置される御柱屋敷周辺では、これまでの御柱年の連休に比べると少なめなものの、観光客の姿が見られた。

前宮駐車場には県外ナンバーの車が多く、満車になる時間も。家族連れが大きな鳥居をくぐり十間廊を通って本殿へと向かっていた。御柱屋敷に足を延ばし、氏子らが力強く木作りする様子を見守る人もいた。

下諏訪町の下社春宮近くの観光施設「おんばしら館よいさ」では、今年3月から徐々に来館者が増加。この日の来館者数はここ数週間の土日と大きく変わらなかったが、雨脚が強まった午後も来館者が途切れなかった。訪れた人たちは職員の案内を熱心に聞きながら展示物に見入っていた。東京都から訪れた男性(32)は「ニュースなどで御柱のことは知っていたが、実際の道具などを見て御柱の迫力を感じた」と話していた。

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