コロナ禍、雇用と生活守れ 県中央メーデー

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心を一つに「団結頑張ろう」を三唱した連合長野系のメーデー=長野市芸術館

第93回メーデーの1日、県内各地で労働団体が集会を開いた。昨年に続いて新型コロナウイルス感染症拡防止のためインターネットで参加したり、規模を縮小したりと対策を取りながらの実施となった。長野市での県中央メーデーも、連合長野は市民芸術館で開いた式典をネットで配信、県労連系はデモ行進に代えてひまわり公園近くの県庁通りで横断幕を掲げ、それぞれコロナ禍や物価高騰から労働者の雇用と生活を守るよう訴えた。

■連合長野

連合長野系の県中央メーデーは、市芸術館を主会場にオンラインで実施した。オンラインの参加者も含め、約1600人が参加。連携と団結の重要性を再確認し、「誰一人取り残されず、一人ひとりが尊重される多様性を認め合う社会」を目指すことなどを呼び掛けるメーデー宣言を採択した。

実行委員長の根橋美津人連合長野会長は、春季生活闘争の状況について「ロシアのウクライナ侵攻や物価高騰の中での労使交渉となったが、賃上げの流れが継続できている」と評価。労働者の立場に立った政策実現のために「自信を持って投票できる選択肢が必要」と指摘し、「労働者と生活者が主役の社会の実現に向けて声を上げている仲間を何としても国会や地方選挙に送り出すために全力で取り組んでいく」と述べた。

横断幕を掲げて通行人や車両にアピールした県労連系のメーデー=長野市県庁通り

■県労連系

県労連系の集会は例年と同じ長野市のひまわり公園で開いたものの、規模を大幅に縮小して約70人の参加者で開催した。教育や医療の現場の代表者が苦境を訴え、メーデー宣言ではウクライナ情勢にも触れて貧困と格差の解消、戦争のない平和な世界を目指すことを主張した。

集会で細尾俊彦県労連議長は参院選に触れて、ウクライナ情勢の影響から「改憲勢力が議席を伸ばし、戦争の芽が膨らんでいくことも予想される」として、野党統一候補を推薦して選挙に臨む考えを示した。円安の状況についても「アベノミクスの失政」と批判して消費税減税などを求め、「最低賃金1500円以上を堂々と正面から要求し暮らしを守っていこう」と呼び掛けた。

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