白鳥孝伊那市長 4期目始動で会見

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4期目の初登庁後、会見に臨む白鳥孝市長=伊那市役所

「かなりハードルの高い公約になる。4年後には、それを達成したい」。伊那市の白鳥孝市長(66)は2日、4期目の当選後初となる会見を市役所で開き、公約のうち、持続可能な社会の実現に向けた地球温暖化抑制のための二酸化炭素(CO2)削減の数値目標を、現状より引き上げる意向を示した。

白鳥市長は4期目の公約に「市二酸化炭素排出量抑制計画の推進」を掲げた。同計画では国や県の方針を踏まえ、市のCO2削減量などを決めている。例えば現況では一般家庭のCO2総排出量に対する再生可能エネルギーを使った抑制割合の目標値を「2025年に53%」と決めたが、今後さらに目標値を高くする方針という。

市長は「ジャンプして届くかどうかの(高い)数値にしたい。伊那市が他の自治体よりもリードする姿勢で取り組みたい」と意気込む。

また最近のロシアによるウクライナ侵攻を踏まえ「混沌とした世界が訪れている」との認識を示し、「食料やエネルギーはできるだけ地元で賄い、持続可能な社会に近づけたい」と強調。積極的な農業支援による安定した食料生産や木材燃料、小水力発電などの再生可能エネルギー活用を推進する姿勢を見せた。

白鳥市長は「食料やエネルギー生産ができるのは地方都市・伊那市の強み。そうした基盤の上に産業、医療、福祉、文化が成り立つ社会が見えている。その持続可能な社会の形を伊那市から国に向けて示したい」と述べた。

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