華やか神宮寺騎馬行列 小松兄弟大役務める

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神宮寺の騎馬行列の殿様を務めた小松俊太君(右)と俊輝君兄弟

3日から始まった諏訪大社御柱祭の上社里曳きで、諏訪市神宮寺の騎馬行列が芸を繰り広げながら、御柱を華やかに先導した。大人から子どもまでの約120人が、これまで練習を重ねてきた所作を披露。殿様は、騎馬大将の小松信俊さん(42)=諏訪市四賀=の長男の俊太君(10)と次男の俊輝君(7)が務めた。2人は「緊張したけどよくできた」と笑顔を見せ「あしたも頑張る」と気合を入れていた。

行列は古式ゆかしく、旗持ちを先頭に露払い、御箱、長柄槍、赤熊などが続いた。色傘による掛け声「サーサーヨーイヤセー(さあさあ皆さん用意をしろ)」に合わせて午前7時50分ごろ、茅野市安国寺を出発。ゆったりとした動きを見せながら進んだ。草履取りの子どもたちは、芸傘が散らす紙吹雪の下で堂々と練習の成果を見せて祭りに花を添えた。

見どころの一つの大鳥居越えでは、芸傘の約20人が高さ約9メートルの鳥居めがけて力いっぱい傘を投げ、猛ダッシュして鳥居をくぐってからキャッチ。見事6人が成功した。沿道の観客は傘の行方を見守り、傘が手に収まると「おおー」という歓声と拍手を送った。

新型コロナウイルス感染症の影響で行列全体での練習が行えず、動画を見ながらの個人練習を中心に準備を進めてきた。無事に初日の役目を終えた俊太君は「みんなのお願いがかなうように願いながら乗った。上手にできたからきょうは100点」と笑顔。俊輝君は「めちゃくちゃ緊張した。いろんな人に見てもらえたので、あしたも頑張る」と意気込んだ。

2人の様子を見守った小松さんは「家に帰ったらよく頑張ったねと褒めてあげたい」と話した。

騎馬行列神宮寺保存会の五味寛雄会長(53)は「今年はコロナで大変だったが、振り子の皆さんが頑張ってくれた。いい奉納ができてとても感謝している」とすがすがしかった。

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