上社里曳き 8本境内到着 最終章へ

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夕闇の中、「よいさ、よいさ」の勇ましい掛け声とともに本宮境内を進む御柱=4日午後6時58分、本宮四

諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)の上社里曳きは4日、前宮の4本が茅野市宮川安国寺の御柱屋敷を出発した。前日に曳き出した本宮の4本と合わせ、計8本が曳行され、境内に運び入れた。前宮の4本はすべて曳き着け、建て御柱の神事が行われた。最終日の5日は8本の建て御柱が行われる。

前日に続き、絶好の御柱日和となった。勇壮な曳行と華やかな騎馬行列、龍神の舞いが行われ、青空に映えた。

諏訪市中洲神宮寺のわかされから茅野市宮川高部の高部東信号の間に並んだ本宮一(豊平・玉川)、本宮二(原・泉野)、本宮三(宮川・ちの)、本宮四(金沢・富士見)の御柱は午前8時すぎから同9時30分ごろにかけて順次曳行を再開し、本宮境内を目指した。若宮八幡宮社前の大鳥居(三之鳥居)は最初の難所だが、いずれの御柱も協力一致で通り抜けた。

東参道から本宮に入る階橋では鳥居を抜けた直後に迎える石段を慎重に下った。本宮一は午後3時ごろに曳き着けた。最後は夜の曳行となった。

前宮に向かう前宮一(四賀・豊田)、前宮二(湖南・中洲)、前宮三(湖東・北山・米沢)、前宮四(本郷・落合・境)も木やり衆の声を背に曳行開始。前宮一は予定よりも20分早く午前7時10分に「綱渡りの神事」を行い、7時40分に出発。順次曳き出され、午前11時20分ごろ前宮四が御柱屋敷を後にした。

前宮最大の難所とされる十間廊と内御玉殿の間の細い上り坂は特に高度な技術が要求された。いずれも曳行責任者の指揮の下、メドデコを左に傾けながら通過。氏子たちの意気はさらに上がり、本殿へと続く坂も力強く進んだ。前宮一は午後1時30分に曳き着け。午後5時までに前宮四までのすべての御柱が曳行を終えた。この後、神職や茅野市玉川神之原の山作りらによる建て御柱の神事が行われた。

沿道には多くの見物客が訪れ、勇壮な曳行や華やかな出し物を見守った。各区が設けたお休み処では感染対策を取りながら、氏子や見物客を迎えていた。

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