「暴れ天狗」駆け回る 辰野町の神明神社

LINEで送る
Pocket

子どもをさらって駆け出す暴れ天狗=辰野町の明神神社

子どもをさらって駆け出す暴れ天狗=辰野町の明神神社

奇祭「天狗祭り」の呼び名で知られる、辰野町北大出の神明神社例祭が16日行われた。暴れ天狗にふんした若者が境内を縦横無尽に駆け回り、制止役の獅子とにぎやかな掛け合いを披露。詰め掛けた観衆を大いに楽しませた。

同例祭は町無形民俗文化財に指定されている。順番に3体現れる暴れ天狗と獅子の攻防の後、獅子に頭をかんでもらい無病息災や地域安全を願う。五つの小路が持ち回りで祭事当番をしており、今年は宮下・上垣外小路が担った。

ササを飾った巨大な舟が神楽殿前に曳き着けられ、中から「ホーウ」と甲高い声を上げて天狗が登場した。獅子に追いたてられながら、子どもを抱えて舟へ連れ込んだり坂を転げ落ちるなど大暴れ。縄が施されて許しが出ると、背を丸めて舟へと逃げ込んだ。

境内は氏子やカメラ愛好者ら約400人の観衆でぎっしり。例年に増して激しく動き、周囲を威嚇する天狗に「いいぞ」「もっと暴れろ」とはやし立てる声が飛んでいた。

おすすめ情報

PAGE TOP