傘寿超え声楽家吉江さん 18日コンサート

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「シューベルト三大歌曲」に取り組む吉江忠男さん(右)と平井千絵さん=吉江さん提供

バリトン歌手吉江忠男さん(81)=岡谷市=は18日、コンサート「連作歌曲集『美しき水車小屋の娘』」を東京・渋谷のハクジュホールで開く。古楽器フォルテピアノの第一人者でピアニストの平井千絵さんとの共演で繰り広げる「シューベルト三大歌曲プロジェクト」の第1弾。吉江さんは「年齢を重ねても歌える喜びを感じてほしい」としている。

吉江さんは東京芸大大学院修了後、ドイツへ留学。フランクフルト市立歌劇場専属歌手などとして活躍後、帰国して故郷の岡谷を拠点に音楽活動を続ける。昨年12月のコンサートで共演した平井さんから「三大歌曲を一緒にやりたい」と提案があり、プロジェクトが始動した。

第1弾の「美しき水車小屋の娘」は、水車小屋の娘と恋に落ちた青年が失恋して小川に身を投げる物語。シューベルトの時代に演奏された昔のピアノ・フォルテピアノの伴奏で歌い上げる。11月2日に「白鳥の歌」、来年の早い時期に「冬の旅」をいずれも同ホールで披露する予定。

「生涯現役を目指してきた」という吉江さんは傘寿を超えて歌い続け、多くの人に感銘と刺激を与えている。「声楽家にとって集大成ともいえる三大歌曲を、この年齢で歌うことができるのはありがたい」と話している。8月には若手ピアニスト阪田知樹さんとの共演もある。

コンサートは午後2時開演。チケットは全席指定で5000円。当日午前8時に岡谷市カノラホールを出発するバスツアーも企画している。費用はチケット代、バス代込みで1万円。ツアーの申し込み、問い合わせは原勝昭さん(電話090・3333・5451)、増沢研一さん(同0266・26・1536)へ。

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