2022年5月10日付

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最大10連休のゴールデンウイークが終わり、また以前の日常が戻ってきた。3年ぶりに行動制限のない大型連休となったことから観光地などでは人出が増え、街中でも県外ナンバーの車が多く見られた。連休後半は好天にも恵まれ、各地でイベントなどが開かれた。遠方まで出掛けた人もいることだろう▼この連休明けによく耳にする言葉がある。不安や気分の落ち込みといった症状の総称で、「五月病」と呼ばれる。新年度に入って1カ月余りが経過し、疲労の蓄積から知らず知らずのうちにストレスを抱えたり、無気力になったり。学生や新入社員、生活に大きな変化があった人に起こりやすいとされ、悪化すると「適応障害」や「うつ病」ともいわれる▼ここ数日は寒暖が交互に訪れる気候が続き、体調を崩しやすい。予定や計画の変更を余儀なくされると、不安やイライラが募るばかり。コロナ禍で、ただでさえ気苦労が多い昨今。戸惑いやストレスが一層大きくなる悪循環に陥ってしまう▼忙しい生活に追われる中では、心の余裕も失いがちだ。思い通りにならず神経をすり減らすよりも、立ち止まって、自分の足元を見つめ直す機会と捉えたい。考えや行動が変わるきっかけになるかもしれない▼新型コロナは依然として予断を許さない状況が続く。心身のバランスを崩しやすい時期だからこそ、予防策も原点回帰。「初心忘るべからず」である。

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