行動制限ないGW 諏訪地方の観光も好調

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家族連れや常連客らでにぎわいを見せた「八ケ岳アルパカ牧場」。1日の来園者が1000人を超えた日もあった=8日午前、富士見町

春の大型連休(4月29日~5月8日)の諏訪地方の観光入り込み数は、コロナ前水準への完全回復とはいかないものの、おおむね好調に推移したようだ。期間の初めを除いて好天に恵まれたほか、3年ぶりに行動制限がない連休となり、遠出する人が増えたとみられる。諏訪大社御柱祭の効果を期待する事業者も多かったが、3~5日の上社里曳きで観光客の観覧自粛が呼び掛けられたこともあり、「御柱からの人の流れは少なめだった」との声が聞かれた。

富士見町の富士見パノラマリゾートは、悪天候だった日を除く8日間で前年を上回る集客があった。1~8日の来場者数は前年同期比62%増を記録。中部横断道の効果で静岡県内からの来訪も増えたという。「行動制限がなく、野外で思い切り遊びたいという方々にご来場いただいた。3年ぶりのにぎわい。幸先良いスタートを切れた」とした。
 
同町の「八ケ岳アルパカ牧場」もにぎわいを見せ、1日の来園者数が1000人を超えた日も。諏訪大社への参拝や御柱屋敷(茅野市)見物などとセットにした観光客の姿も見られたという。

ちの観光まちづくり推進機構(茅野市)によると、JR茅野駅ビル内の市観光案内所への来訪者は前年比2・5倍の約600人で、この2年に比べて多かった。「コロナとの付き合い方が分かり、感染状況をみながら行動した人が多かったのでは」と分析。北八ケ岳リゾート(同)が運営する北八ケ岳ロープウェイと施設内のレストランの利用者数はコロナ前の2019年に比べて2割近く多く、好天に恵まれたことなどを要因として挙げた。

諏訪市豊田の「SUWAガラスの里」は家族連れを中心に多くの観光客が訪れ、コロナ前の半分程度まで回復。岩波尚宏社長は「御柱祭に期待したが、観光客の観覧自粛で御柱からの人の流れは少なかった。夏のトップシーズンに期待したい」とした。
 
同市高島のRAKO華乃井ホテルは、最大10連休になったこともあり全般的に多くの利用があった。2、3の両日は満室となり、昨年の状況から一変。白鳥和美社長は「客入りは全体的に上向いている気がする。ただ、新規感染者数が高止まりしており、諏訪地方でも警戒レベルが乱高下するなど不安材料はある」と話していた。

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